大駱駝艦天賦典式十二の光番外編
「海印の馬」

1980年10月31日11月1日2日3日

於:京都曼殊院前/野外特設劇場盤船伽藍

鋳態

麿  赤兒

宇野  萬

原田 南店

丸山  徹

谷川 直和

海田  勝

桑原 延亨

勝又 敬子

田村千代美

桜井 ゆり

岡部 敏江

富永真紀子

堂本 教子

ゲスト

白藤  茜

舞監/伊藤 重弘

音響/大阿久和夫

照明/阿部 喜郎

写真/宮内 文雄

題字/保田興重郎

図匠/石田  博

レイアウト/岡村正嗣

諸行引受/鯨

その男の背に

海があるという

男は時には 魚となって

背中の海を泳ぐという

荒れ狂う海もあるだろう

苛酷な海もあるだろう

黄色い亜細亜の海岸という海岸に

人は海の祭りを踊るという

いま 海は

君臨もせずひれ伏しもせず

男の背中から 梱渾渾と

あふれだし

ほら いま諸君の立っている その

足もとをひたして

なんともうっとり いい気分じゃありませんか

男は

おや まあ

虫になってしまった